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“デザイン脳” になりたければ、頭作り替えろ



こんちは。


最近、デザインをうまく言語化して、相手に伝えて

意図だったり、理由を汲みとってもらうのは難しいな〜と感じます。

デザイナーになって5年になりますが、

まだまだ未熟です汗

とほほ、、、笑


そんなこと言っていてもしょうがないじゃないか、

人はみんな違うんだから!

違くていいんだ、人間だもの!


そうだ、だったらデザイナーが普段どんなことを考えて、

デザインしているかを共有して知ってもらえばいいんだ!


ということで、

普段デザイナーさんとお仕事されてる方も、

これからデザイナーを目指して勉強している方も

普段こんなこと考えてんだデザイナーって、、、

って少しでも知ってもらえたら嬉しいです。


すでに、デザイナーとしてご活躍されてるの皆さんも

『うんうん。分かる分かる。』

と共感していただけると嬉しいいいいいいいいいいい。


※以下、あくまでも1デザイナーの個人的な意見です。



 


今回は、

特別スポンサーとして弊社の代表サクさんにご協力いただき、

手掛けた今週末下北沢で開催される

“街らぶ”のポスターデザインを参考にお話させていただきます!




街らぶ概要

 

“街らぶ”とは

2023年11月25・26日に開催される、

下北沢で行われるネオ街コン。

従来の街コンよりも“カジュアルな出会い”をテーマに

今回で2回目となる開催。

参加者と楽しく交流した後は、

アフターパーティも!

豪華賞品も!


街らぶHP ▼


 



さて、話は戻り

デザイナー脳のお話です。


ポスターに赤い破線があると思います。

これは最初に白紙の状態からデザインを組む際に、全体のマージンを決めます。

この中に情報を収めるようにレイアウトを組んでいきます。


四角いキャンバスに文字などの情報や

要素でもう一つ小さな四角を作っていくイメージです。


マージンなどはデザイナーそれぞれ、自分たちでルールがあると思います。


さくさんは、4の倍数で決めているそう笑


ちなみに私、サワシマは偶数にするがマイルールです笑

この全体マージンは絶対ではなく、デザインが固まってきたら、バランスを見て調整します。




次に文字周りのレイアウトのところを見てみましょう!

ブロックで見るとわかりやすいと思います。

黄色いブロックを積んでいくイメージです。


青いブロックで綺麗に間を埋めるように、

マージンをとっていきます。


じゃあ、なぜ全ての行に均等にマージンを取らないのかと、

言いたくなると思います。

それは、“バランスが悪くなる”からです(キラーン

ぶっ飛ばすぞ!と思った方ごめんなさい。


プライオリティや目立たせたいところ、間引くと逆に視認性が悪くなるなど

理由は色々ありますが、

やっぱり、なんか気持ち悪いんです。

この辺は、感覚で言うとテトリスなどが近いのかなーと思います。

綺麗に積んでいて、変な隙間があるとざわざわしますよね?

あれです。


ただ、デザインが難しいのは

均等であれば“美しい”

という訳でもないというところですかね汗




それぞれのパーツや要素一つとっても、

しっかり横は合わせていたり、

細かいところで、しっかりはしています。

以前、サクさんのブログでもありましたが、

デザイナーは華やかに思われがちですが、


本当に地味です。


こういう1mmにこだわって、戻したり変えたりして、カチカチしてます笑

(でも、その1mmが本当にバカにできない!)


普段、みなさんが何気なく見ている広告だったりパッケージだったりも徹底してデザイナーさんがこだわっているから違和感なく見れているはずです。




最後に文字組みですね。

下に並べている四角はネを基準に均等に並べた場合の配置です。


「全然、ズレてるやん。均等になってないやん、感覚おかしんか。」

やめてください!言い過ぎです!


これでいいんです。

文字は形が違います。均等に並べると変に空きが空いたりもします。

漢字とひらがなやカタカナなどは文字の密度も違ったりして、

並べると同じ余白でも圧迫感を感じたりします。

その辺を加味して、上手くバランスを取るのが

文字組みです。



一通りお話ししていきましたが、

どうです?

変態でしょ???


そうなんです、

タイトルにあるようにデザイン的に考えるには、



デザイン脳になりたければ、

頭作り替えろ



これなんですよー。


なんとなく、このデザイン好き!

じゃなくて、

文字組みが綺麗だから、

余白の使い方が心地いいからとか

理由のある好きになれると

また一歩、デザイン脳に近づくかもしれないです。




サワシマタイガ

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