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【事業紹介】あおときの下北沢まちづくり事業について解説



2024年に入り、下北沢まちづくりプロジェクトを大々的にしていくと宣言してみた下北沢のデザイン会社あおとき櫻井です。


🟡プレスリリース


そこから半年。

やっぱり言霊で、下北沢のキーパーソンと繋がったり、まちづくりの会議などにも参加して今下北沢が直面している課題なども見えてきました。

あおときの上半期のまちづくりを振り返りつつ、今後のデザイン会社ができるまちづくりへのアプローチを考えてみます。


 

あおときビジネスモデル

あおときは「遊び心(クリエイティブ)で社会を彩る」をテーマに掲げ、大きく二つの事業できています。


デザイン力を駆使した「クリエイティブ事業」と「下北沢まちづくり事業」です。

「クリエイティブ事業」の実績はこちらから。

クリエイティブで作ったお金をまちづくり事業に投下しているのが現状です。


ですが、ここからの人のつながりで、ありがたいことにお仕事をいただけることがあります。(点線)

言わば大規模な種まき活動といっても過言ではないです。

この「下北沢まちづくり事業」を紐解いていきたいと思います。


 

Instagramでの下北沢情報発信メディア


全てはここから始まりました。

2年半ほど続けてきた下北沢情報発信。

とはいっても最初はフリーランスのぼくの作品を発信してもらうために某アパレルでインスタに勤しんでいた金ちゃんがジョインして始まりました。

最初は流行りのダンスをしたり日常を発信したり。デザイナーとしてはやりたくない(笑)投稿も金ちゃんとあーだこーだ言いながらたくさんしてきました。


下北沢の情報を発信する自社Instagram
下北沢の情報を発信する自社Instagram

(泣く泣くデザイン会社訴求を捨て)下北メディアに絞ろう!となったのはつい最近で、メディアであると腹を括ったところ、下北沢の飲食店を中心にたくさんのつながりができ、より街に入り込むキッカケとなりました。

ぜひフォローしてくだいね!


 

Web3.0×まちづくりの実験(もはやIP事業?)


まちづくり事業を加速するため、次の世代に繋いでいくため、試みたのがWeb3.0事業「aotoki lab.」です。

あおときデザイナーであるたいちゃんが妙に暗号資産やNFTに興味を持っていた時期に、何かデザイナーとしてアウトプットできることはないかと協議を重ねた結果できたのが、下北沢に住む住人たちをモチーフにしたナマケモノNFTコレクション「neo sloth」の販売でした。


左がMO。右がKIITA。
左がMO。右がKIITA。
1500体の異なる絵柄を発行・販売
1500体の異なる絵柄を発行・販売

元々あおときIPとしていく目的で作ったこの子達をデジタル化し、2月14日に1500体を販売(フリーミント)すると、まちづくり(リアル)×NFT(バーチャル)に興味を持っていただいたWeb3.0業界の方達の中でプチバズり。

4日で完売にいたりました。


そこからありがたいことに業界の方達からコンタクトをいただき、4月には六本木で日本で最先端をいくNFTコレクション「遊戯苑」のトークセッションに下北コミュニティとして参加させていただきました。

PBADAOさんありがとう!


六本木CCCでのNFT×ゲームのトークセッション

6月には下北沢のバルセブンを貸切り、東北新社発のNFTコレクション「IRI-DO(アイリダ)」さんと最近Web3.0参入をしたグルメアプリ「SARAH」さんとの交流会を実施。


リアルとバーチャルを繋ぐのは飲みだね!
リアルとバーチャルを繋ぐのは飲みですね!そんな役割になれたらいいな

などなど、NFT発行を通じてたくさんの方達と繋がることができました。


シンプルに下北沢のご当地キャラクターとしてリアルの場でも活躍させていきます!

この子達にはぼくたちも期待しかないです。

 

下北沢のイベントに携わる・開催する


今までに

  • 保坂展人世田谷区長を招き、下北の歴史を下北カレッジ生と紐解くLIVE IN SHIMOKITAZAWA

  • 300名ほどが参加した下北ネオ街コンイベント「街らぶ」

  • 下北沢の人気飲食店土土土大食い企画

  • 下北沢FLIGHT LOUNGEを貸し切ったあおとき1周年記念パーティ

  • 下北ミートダイニングにて4000フォロワー記念イベント

  • 下北沢のセルフフォトスタジオmederu studioにて下北ファミリーフォト企画

など、下北沢の商店街や事業者、電鉄さんや区の方などと一緒にイベント作りに携わらせていただきました。


下北沢まちづくり事業を謳ってから3月30日には、下北沢マスタードホテルのデッキ前で「ミニシモキタ祭」と題し、青と黄色の未来の下北を作ってみるイベントを開催。


たくさんの方々に未来の下北=青と黄色の街になるイメージを植え付けることができました。笑


🟡プレスリリース

イベントポスター
下北沢のお店を集めマルシェに
下北沢のお店を集めマルシェに

メールアドレスで簡単にNFT体験ができるNFTスタンプラリーを実施
メールアドレスで簡単にNFT体験ができるNFTスタンプラリーを実施、渋谷のNFTコレクションアーティストとのコラボNFTも配布
 

それぞれが混じり合って少しずつ形成されてきたネオ下北コミュニティ


こんなひとつひとつの取り組みを通してあおときは、独自のコミュニティを築き上げてきました。

このコミュニティを駆使して、今後どんなまちづくりを展開していくのか、目が離せませんよねえ!


下北沢の同世代事業者で集ったローカルコレクティブSPICY NEIGHBORHOOD
下北沢の同世代事業者で集ったローカルコレクティブSPICY NEIGHBORHOOD

...とはいえ、身内で盛り上がっているのも違うなあというところで、もっと根本を知るため、最近は区や商店街が開催するまちづくりの会合などにも参加させていただいています。


北沢デザイン会議、エリマネの話がここで出ます
北沢デザイン会議、エリマネの話がここで出ます
様々な“部活”報告会シモキタリング
様々な“部活”報告会シモキタリング
下北リンクパークの青い椅子で話し合う下北井戸端会議
下北リンクパークの青い椅子で話し合う下北井戸端会議

下北の1クリエイター、1民間企業として。

ぼくはまちづくり専門家でもないですし、新参者ですが、みなさん丁寧に話を聞いてくれて。お話をしてくれて。


ぼくらの表面的なまちづくりでなく、もっと根本の話で、今下北は揺れてるんです。笑

この辺、長くなっちゃうんで割愛。

みなさんの下北愛が溢れるゆえなんですよね。

ちょっとでもいい風になれたらいいなと改めて思いました。


 

なぜ下北沢なのか?

シモキタフロントからのここ、1番好き
シモキタフロントからのここ、1番好き

この事業を進める中で1番聞かれる質問かと思います。

ぼく自身、長野県出身で下北沢との関わりは上京した9年前(当時24歳)、地元のデザイン会社のボスに「櫻井くんは下北沢が合ってるよ」と言われ住み始めたことがきっかけでした。


もちろん音楽をやっていて、古着やカルチャーが好き。ということもありますが、たくさんの“夢追い人”や“成功者”、“住人”と出会い、知り合い、飲み明かし、結婚し、子育てをして、街に溶け込んでいく中で、どの層も人くさい街だな。と。

会社員時代は原宿で働いてましたが、独立してオフィスを下北に構えるのも自然な流れでした。


田舎出身のぼくにとって居心地がいいのは、一流デザイナー、クリエイターが集う表参道ではなくこの田舎感だと。思ったんです。


「日本の都心の田舎」である下北沢を盛り上げることができたのなら、地元長野をはじめ地方を活発にする“基準”ができるのではないかと考えています。


 

今後のまちづくり事業について

結論、薄々気づいてはいましたがまちづくりは直接お金になりません。笑


とはいえ企業ボランティアとして括りたくないのは、マネタイズできないと今後若者がまちづくりから消えてくと思っているからです。

マネタイズの基盤を作り、若い夢追い人でもまちづくりに参加できるような環境を作れれば、下北はもっと下北らしくなっていけるんじゃないかなと信じています。


企業を巻き込んだイベント作りや、クリエイティブを評価して、対価を払ってもらえる仕組み作りを繰り広げていきます。


なんて大それたことを言っていますが、楽しいことをしたいんです。

保育園作りたいんです。クリエイターが集まる。


この間の下北井戸端会議で、子育て支援団体の方が嘆いていました。

「下北での子育てがマイノリティだからね。」と言うママさんがいたと。

じゃあマジョリティにしてみせましょう。

花を咲かせて見せましょう。

それができるのが下北だって証明したい、若手と言われてる今。


あおときがまちづくりに挑戦していく意味。少しは感じ取ってもらえたでしょうか。



 

あおときでは毎週木曜10時から弊社オフィスで

誰でも参加OKな下北まちづくり定例会(1時間程度)をしています。



今まで社内定例だったものを解放してみたいと思います。

どなたでも遊びに来る感覚でお気軽に参加ください!

あのお店ができてた。とか、ドラマロケしてた。とかそんなことでOKです。





楽しもうぜ、まちづくり。



さく

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